基調講演・シンポジウム
基調講演
7月31日(月) 10:30〜12:00
センター棟501号室
会費:1000円
希望をあきらめない
講師:玄田有史
シンポジウム
各会費:1,000円
子どもの舞台芸術に携わる人、地域で推進している人、興味関心のある人…
「すべての子どもたちに、年に一度の舞台芸術体験を、地域(学校・子どもの生活圏・ホールなど)で実現しよう!」との願いを込めて、みんなで学びあう場です。
シンポジウム1
7月29日(土)13:00〜14:30
センター棟501号室
被災した子どもたちに寄り添う
〜宮城県石巻から〜
講師:
志村知穂<(一社)こころスマイルプロジェクト代表理事>
岡田広行<週刊東洋経済記者>
東日本大震災では、子どもたちの多くが被災しました。兄弟姉妹を亡くした子ども、子どもを亡くした親、今もトラウマに苦しむ子ども……。学校も今なお大変な状況です。被災家庭の事情はさまざまで、貧困問題も陰を落としています。大震災直後、石巻に支援活動で駆けつけ、それ以来、子どもたちに寄り添い続けてきた志村氏は、石巻市内の高台に子どもたちが安心して過ごせる「こころスマイルハウス」を開設しました。そして、日夜、子どもを精神面・生活面から支え続けています。具体的な活動から見えてくる被災地の子どもたちの今を、現地を訪れて取材を続けている岡田氏とともに伝えていただきます。そして私たちにできることを探ります。
<担当>出会いのフォーラム実行委員会
シンポジウム2
8月1日(火) 15:00〜18:00
カルチャー棟中練習室42
ベイビーシアター講座
「これまで・いま・これから」
第1部
15:00〜16:30
今なぜ「ベイビーシアター」が
必要なのか?
講師:浅野泰昌<くらしき作陽大学子ども教育学部講師>
日本にベイビーシアターが生まれて20年。各々の立場と場所で、様々な取組が成されてきました。その点と点が結びつき、今新しい局面を迎えています。取組の発展や連携・組織化の動向の他、乳幼児の育ちを巡る国の最新の施策も踏まえ、改めてベイビーシアターの今日的価値について考えてみましょう。
第2部
16:45〜18:00
今後の展開と可能性
既に取り組んできた地域・個人・組織の皆さんへ。この先の展開と可能性について、本質をふまえて考え合うディスカッションです。
<担当>児演協 ベイビーシアタープロジェクト
子どもと文化全国フォーラム 乳児専門委員会
シンポジウム3
8月2日(水)11:00〜13:00
カルチャー棟中練習室42
演劇鑑賞教室のもつ力
〜鑑賞作品の現状と課題〜
パネリスト :
劇団関係者3名/学校関係者2名
コーディネーター:
森田勝也<(公社)日本児童青少年演劇協会会長>
子どもたちが観る演劇鑑賞教室に相応しい舞台芸術作品とはどんな内容なのだろうか?演劇鑑賞教室という行事が学校から消えていきそうな現状から、子どもたちを育てる鑑賞のもつ力を上演作品の内容とその質の観点から原点にかえって話し合う場としたいと思います。結論がでる話し合いではないと思いますが、舞台芸術、学校文化に関わる私たち大人が集い、真剣に話し合うことが、鑑賞教室を守り育てる意味で重要なことと思っています。文化のもつ力、舞台芸術のもつ力について自由かつ率直に話し合える場にしましょう。
<担当>出会いのフォーラム実行委員会
文化庁委託事業
「平成29年度戦略的芸術文化創造推進事業」
戦略的「地域における青少年等のためのワークショップ」・講演会
7月31日(月) 14:00〜16:00
センター棟501号室
地域における社会包摂のための芸術文化活動とは
講師:
衛 紀生<可児市文化創造センター館長兼劇場総監督>
聞き手:
小川智紀<NPO法人STスポット横浜理事長>
今、地方(地域)では、高齢者・子育て中の保護者・青少年を対象とした「社会包摂のための文化芸術活動の充実」が強く求められています。そこで当実行委員会ではその要望に応えるため「戦略的『地域における青少年等のためのワークショップ』」を企図しています。
初年度(平成29年度)は、今、最も「戦略的『地域における青少年等のためのワークショップ』」が求められている、熊本県・宮城県で開催します。実施に当たり、地域における
社会包摂のための芸術文化活動の大事さを唱える衛紀生氏にご登壇いただき、「地域における社会包摂のための芸術文化活動」とはを聞き手の小川智紀氏と共に学びます。
主催:文化庁
子どもと舞台芸術-出会いのフォーラム実行委員会