子どもの舞台芸術に携わる人、地域で推進している人、
興味関心のある人…
「すべての子どもたちに、年に一度の舞台芸術体験を、地域
(学校・子どもの生活圏・ホールなど)で実現しよう!」
との願いを込めて、みんなで学びあう場です。
<各会費:1,000円>
基調講演 |
子どもを大事にする社会をめざして いま私たちにできること |
【センター棟102号室】 7月26日(日)14:00~15:30
<担当:出会いのフォーラム実行委員会> |
【講師】大谷昭宏<ジャーナリスト> |
私たちは子どもが本来持つ創造力や可能性は無限と信じ、活動を続けています。
しかし子どもたちを取り巻く現状はますます厳しくなってきています。このような社会の現状を憂い、常に「どんな社会をつくるのか」「どんな社会を次の時代の子どもたちに託すのか」を大人たちに問い続け、多くの番組に出演され、執筆活動にも精力的に取り組まれておられる大谷氏。
ジャーナリストの目から見えてきた子どもの現状、社会の動きなどをお話しいただき、私たちの活動の指針を見つけます。 |
シンポジウム1 |
演劇鑑賞教室の危機をいかにのりこえるか |
【カルチャー棟中練習室43】 7月24日(金)15:30~17:30
<担当:(公社)日本児童青少年演劇協会/日本児童・青少年演劇劇団協同組合> |
【パネリスト】鳴海輝雅<劇団風の子北海道>/上保節子<劇団たんぽぽ>/笠本康一<劇団らくりん座>
【コーディネーター】石坂慎二<(公社)日本児童青少年演劇協会事務局長> |
特に小・中学校の演劇鑑賞教室は、まさしく危機的状況にあるといっても過言ではないでしょう。その危機をいかにのりこえるか。
長年にわたり演劇鑑賞教室に取り組んでこられ、そしてそれぞれ地域に根付き、さらに地域を開拓してきた劇団、超ベテランの鳴海輝雅さん、ベテランの上保節子さん、気鋭の笠本康一さんとともに、演劇鑑賞教室のこれまで、そしてこれから、を語り合います。
今後の具体的な方策までたどりつけるかどうかわかりませんが、その一助になればと願っています。 |
シンポジウム2
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子どもたちの生きる力を育むために |
【センター棟 102号室】 7月26日(日)10:00~12:00 <担当:出会いのフォーラム実行委員会> |
【パネリスト】片山信彦<国際NGOワールドビジョンジャパン常務理事・事務局長>
森本 扶<埼玉大学・都留文科大学・法政大学・国士舘大学非常勤講師子ども白書編集委員・編集長>
【コーディネーター】森本真也子<子どもと文化全国フォーラム代表> |
子どもの育ちには、福祉と教育と文化が大事と言われています。子どもたちの生活環境、生活実態を研究され、活動にも携わられるお二人から子どもたちの置かれる実態について語っていただきます。
その現状を踏まえ、今私たちにできることを探ります。 |
シンポジウム3 |
子どもの文化芸術を真ん中に据え、その広がりと構築へのみちすじを考える 企業との協働の視点から |
【センター棟 102号室】 7月27日(月)10:00~12:00 <担当:出会いのフォーラム実行委員会> |
【パネリスト&コーディネーター】新田英理子<認定NPO法人日本NPOセンター事務局長>
【パネリスト】阿南健太郎<一般財団法人児童健全育成推進財団 広報部・事業部課長>
原 尚平<一般財団法人住友生命福祉文化財団> |
子どもたちの暮らす地域をより文化豊かにしたいと思い、様々な団体との協働をベースにしながら地域づくりを進める時の具体的な方策の事例、また事例からくみ取れる人材、資金の調達等の方策を学びます。
「児童館と企業」との取り組み事例、また協賛金のみならず、プロボノも含め、企業がCSRとして行っている様々な事例などを紹介し、これからのコミュ二ティのあり方への展望にも触れます。 |
シンポジウム4 |
子どもの文化芸術を真ん中に据え、その広がりと構築へのみちすじを考える 暮らしと文化芸術の視点から |
【センター棟 102号室】 7月28日(火)10:00~12:00
<担当:出会いのフォーラム実行委員会> |
【パネリスト】藤 浩志<美術家/十和田市現代美術館館長/秋田公立美術大学教授>
大澤寅雄<(株)ニッセイ基礎研究所芸術文化プロジェクト室准主任研究員/
玉川大学・ 跡見学園女子大学非常勤講師> |
常に暮らしの中での文化芸術の振興、普及に努められているお二人の登壇です。藤氏にはご自身が行っている地域資源・適正技術・協力関係を活かした活動の連鎖を促す美術類のデモンストレーションの報告、大澤氏には全国各地で行われている暮らしに根付いた文化芸術活動の事例報告をいただきます。
現在、お二人は共に福岡県糸島市に住居をかまえています。糸島芸術祭での取り組みなどを通し、お二人が共有されている思いなども語っていただきます。 |
提携企画 1 |
これからのベイビードラマを考える |
【センター棟 102号室】 7月27日(火)14:30~17:00 |
【パネリスト】DALIJA AĆIN THELANDER<セルビア>/Ben Fletcher-Watson<スコットランド>/
大沢愛<表現教育研究所>/川中美樹<山の音楽舎>
コーディネーター:太田 昭<日本児童・青少年演劇劇団協同組合 人材育成委員会> |
このたび児演協では、ベイビードラマ部(仮)という研究会をスタートさせました。世界的にも注目されているとても小さな子どもたちへの舞台芸術を、日本でもつながりをもって研究していこうと考えています。今回のシンポジウムは、その最初の仕事となります。すでに世界的にこの分野での作品創造では実績のある演出家と、スコットランドの研究者をお招きし、日本側のアーティストとそれぞれの実践報告と、その先にあるものを探りたいと考えています。
文化庁委託事業「平成27年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
主催:文化庁、日本児童・青少年演劇劇団協同組合
制作:日本児童・青少年演劇劇団協同組合
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提携企画 2 |
児童・青少年演劇のための批評と対話
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【各回の時間等については下記本文をご参照ください】 |
昨年に続き児演協では、これからの日本の児童・青少年演劇のために“批評”を軸にした企画を開催します。作品の客観的な評価と、質の向上を求め、2つのベクトルで対話を行います。
[Session1] 国際演劇評論家協会韓国センター会長 ホ・スンジャ氏によるサロントーク
会場:カルチャー棟小ホールロビー フォーラムカフェ
対象作品①「カボとピノ」(人形劇団ココン)
7月24日(金)12:00-13:00
対象作品②「チップとチョコ」(人形劇団ひぽぽたあむ)
7月25日(土)13:00-14:00】
対象作品③「おふたり座」(総合劇集団俳優館)
7月26日(金)12:30-13:30
対象作品④「ずっこけ狂言ばなし すってんオヒャヒャーおきゃ~がり」(民俗芸能アンサンブル若駒)
7月26日(金)17:20-18:20
[Session2] 批評対話
これまで児演協が進めてきたデンマーク式批評対話の実践。日本人コーディネーターにより、参加者を創造者に絞った形で行います。
対象作品①「お月さまがみていたおはなし」(アートインAsibina)
7月28日(火)18:30-20:30 カルチャー棟中練習室42
対象作品②「カメジローおつかいにいく 同時上演:おどりあそび」(劇団そらのゆめ)
7月29日(水)15:00-17:00 カルチャー棟中練習室43
[申込先] 日本児童・青少年演劇劇団協同組合 TEL 03-5909-3064(担当:清水・太田)
文化庁委託事業「平成27年度戦略的芸術文化推進事業」
主催:文化庁、日本児童・青少年演劇劇団協同組合
制作:日本児童・青少年演劇劇団協同組合
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提携企画 3 |
笑顔あふれる地域イベントアワード 公開投票&シンポジウム |
【センター棟 102号室】 7月28日(火) 13:00~16:00 |
参加費:1,000円
主催:NPO法人子ども文化地域コーディネーター協会
申込先:ホームページよりお申込みください http://www.kodomo-bunka-co.org/ |
ご近所での手づくりから戦略的まちづくりまで、全国各地からの応募で選ばれた6つの地域イベントから最優秀賞を決める公開投票を開催。
表彰式後のシンポジウムでは、応募の講評を交えながら、世代を超えた人がつながる地域イベントのあり方を考えます。
企画側、参加側・・・地元でのさまざまなイベントにかかわるみなさん必見です!
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提携企画 4 |
子ども劇場50周年記念みんなで考えよう!交流会
~子どもたちが「歌舞伎」に出会う意味とその機会を創り出していくために~ |
【センター棟 102号室】 7月28日(火) 18:00~20:00 |
参加費:1,000円
担当:九州沖縄地方子ども劇場連絡会、こどもあーと子ども劇場例会部・県担当者会議 |
子ども劇場50周年を記念し、子どもたちがなかなか出会えない歌舞伎との出会いを実現したいと考え、前進座とともに交流の場を持つことにしました。ぜひ、全国各地のみなさんと夢の実現にむけ考えあいたいと思います。
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